こんにちは!
前回の記事では、
「マインドフルネス」の概要について紹介させて頂きました。
【基礎知識編】マインドフルネスって?やり方は?寝ながらでも効果はあるの?
~おさらい~
・マインドフルネスとは、仏教の瞑想(座禅)から宗教色を取り除いたもの
・未来や過去に引っ張られがちな心を「今ここ」に集中させる事で、無駄な感情に支配されないようにする
・簡単なモノから難しいのまで、やり方はいろいろある。
・・・とこんな感じでしょうか。
さて、今回は実践編として、
「呼吸瞑想」を紹介していきたいと思います。
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<呼吸瞑想に入る前に>
1.衝動の波
私たちの心は色々な情報(衝動)により刺激を受け、プラスにもマイナスにも揺れ動き、それが強いストレスとなってしまう事も多々あります。
そして、私たちの脳は、情報を「良いor悪い」「心地よいor心地悪い」で判断するように出来ています。
しかし、衝動は波のように、待っていれば引いていきます。
海に浮かんでいる「船」が我々の心、波が「衝動」と例える事が出来るかと思います。
2.「碇」としての「呼吸」
上記の通り、船(心)は波(衝動)に揺られてしまいますが、波を止めるという事は出来ません。
波に揺られ、ひっくり返ってしまいそうになった時は、「碇」を下ろしましょう。
それが、「呼吸」です、
呼吸という碇を下ろし、荒波が過ぎるのを待つのです。
というイメージを踏まえた上で、やり方です!!
<呼吸瞑想のやり方>
「常に自分と共にある」呼吸ですが、志向や感情に左右され、その存在を忘れがちです。
呼吸に意識を向ける事で、思考や感情に支配されない
「今ココ」の自分に向き合う為の瞑想です。
注意点
1.背筋を真っ直ぐ伸ばす。
2.目は軽く閉じ、口元には微笑みを。
3.呼吸の数は数えない。
4.鼻・ノド・おなか・・など、呼吸を感じる一点に集中する。
5.鼻から吸って鼻から自然に吐く。
6.何か他の考えが浮かんだ時は、「また後で」「今じゃない」と心の中で呟いて集中し直す。
リラクゼーション系の音楽を流しながらやると集中しやすいです。
歌が入っている曲だと、私は歌ってしまってダメでした・・・
最初はエアコンの音や周囲の雑音が気になってしまいがちですが、
慣れてくると呼吸に集中出来るようになってきて、心地良い時間を過ごす事が出来るようになります。
先ずは5分からチャレンジして、徐々に時間を延ばすと良いかと思います。
如何でしょうか?
インターネットやスマホが普及して、誰でも簡単に、大量の情報にアクセス出来る環境になりましたが、元々は私たち人間も動物です。
自然の営みと共に、「今ココ」に集中して生きる事こそが、本来の人間のあるべき姿だと私は思います。
常にそのように生きるのはなかなか難しいですが、
仕事の合間や寝る前など、リフレッシュの一つとして取り入れてみてはよいのではないでしょうか?
他の瞑想方法についても、随時紹介していきたいと思います。
皆さんの人生が瑞々しく、ハッピーになる一助になりますように!!