皆さん、辞めたい習慣はありませんか?
「タバコ」「お酒」「甘いもの」「ラーメン」「パチンコ」・・・
最近では
「インターネット」「スマホ」「SNS」・・・
などは、一般的に依存性があるとされています。
周りに害を及ぼす事も、そうでない事もありますが、
こういったモノ・コトに振り回されずに生きたいですよね。
依存性のあるモノ・コトを辞めるには、
1.禁断症状(離脱症状)を抑える
2.辞めている状態を「習慣化」する
という2つのステップがあります。
それぞれのフェーズについて、詳しく触れて行きたいと思います!
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1.禁断症状(離脱症状)を抑える
冒頭で紹介したモノ・コトは、少なからず依存性があります。
「仕事もせずに1日中インターネットを見ている」
「借金を作ってまでギャンブルに興じる」
という病的な状況もあれば、
「SNSに投稿すると、いいねが付いているか気になって何回もスマホを見てしまう」
「ご飯を食べた後に、必ず一服タバコを吸いたくなる」
という割とありそうなモノまで全て。
「そのモノ・コトに依存している」
と言えます。
依存物質から離れると、一般的に「禁断症状」(医学的には「離脱症状」)が起こります。
「酒やタバコをやめると手が震える」
といった身体症状や、
「イライラする」「不安になる」
といった精神依存まで、様々な症状があります。
しかし離脱症状というのは、「真面目に断っている」から発生する症状です。
ここで原因物質を摂取すれば一時的に回復しますが、また離脱のスタートからやり直しです。
「酒・たばこ・糖質」
この3つの制限を実施したワタクシの経験的には、
2週間
で、離脱の大波は去ります!!!
*重度の依存の場合はその限りではありません。健康を害するレベルの場合は専門の医療機関に相談してください!
ただイライラしているだけだと我慢するのも難しいですが、
「自分は今、依存と戦っているからイライラしている」
「これは2週間我慢すれば和らぐ」
と考えられれば、突破できる期間だと思います。
この期間は「ひたすら我慢」です。
原因となる場所・行為・人間関係を徹底的に避けましょう。
もしくは、断つ事に理解のあるストッパーと一緒に行動しましょう。
これを乗り切れば、あとは「習慣化」のフェーズに移ります。
2.辞めている状態を「習慣化」する
「やりたい(飲みたい・吸いたい)のを我慢する」という状態では、長く断つ事は困難です。
「やらない状態が普通」
という感覚になれば、自然と辞められます。
タバコもお酒も、子供時は嗜んでいないですよね?
また、嗜まない友人や知り合いもいるはずです。
では、「習慣化」の例をあげましょう!
*今回は便宜上「禁酒」で話を進めます。
違う依存を断ちたい方は、該当するものに置き換えて考えてみてください。
その1.今まで飲み過ぎて困ったこと、問題があったことを纏める/問題飲酒を振り返る
例:
「記憶が無くなって気づいたら警察にいた」
「二日酔いで仕事を休んでしまった」
・・・などを、思いつくまま上げてみてください。
その2.事件の起こるのは?
「いつ」「どこで」「誰と」「どんな時」「どんな気分か」「どうなったか」
等を、その1で上げたシチュエーションごとに記入してみましょう。
例を挙げてみましょう
「今年の夏」「海で」「友人男女10名位と」「バーベキューをした時」「可愛い女の子が多くてテンション上がった」「酔って女の子に絡んでドン引きされた」
・・・実体験ではありませんよ!ありませんからね!!!
・・・というわけで、皆さんも作ってみてください。
・・・出来ましたか???
これが
「貴方が避ける行動リスト」
です。これを避ければ問題飲酒は起こりません!
「・・おい、一生避けて通るのは無理っていったべ?」
というアナタ、安心して下さい!
それぞれの「避けるリスト」を見直して、
「コレを変えれば飲まなくて済むんじゃね?」という箇所を探してください。
例えば、先ほどの例で言えば、
「バーベキューには運転係で行こう」
なんてのもいいですね!(飲酒運転は絶対ダメ!!)
実は飲酒の場合はこれだけで済まないのですが、今回は依存全般を改善する事が目的ですので、
一旦ココで締めせていただきます!
次回の記事で、行動リストをさらに細かく分析し、
「トリガー」「ルーチン」「報酬」等の用語を使った行動分析をしたいと思います。
是非お楽しみに!!!
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