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怒り・・・
なかなかコントロールするのが難しい感情です。
日常でイライラしたり、場合によってはキレてしまったり・・・
誰でも一度は経験していると思います。
昨今では、「アンガーマネジメント」という学問もあるように、
「怒りのコントロール」は多くの人たちに必要とされています。
今回の記事では怒りについて、
「怒りの性質について学ぼう」
というテーマで掘り下げていこうと思います。
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1.怒りで得する事、損する事
「怒り」を表に出した時、得した事・損した事をそれぞれ思い浮かべてください。
得した事
「子供が言う事を聞いてくれた」
「お店が料金をサービスしてくれた」
損した事
「その場の雰囲気が悪くなった」
「怒ったお店に行きづらくなった」
・・というような感じで、それぞれメモしてみましょう。
やってみると解るのですが、
「怒りで得するのは一時的な事が多い」
のです!!
その場は自分の思うようにコトが進む事もあるでしょう。
しかし、根本的には解決しない場合が殆どです。
2.問題となる4つの怒り
更に怒りについて、特に問題となる4つのパターンを押さえていきましょう。
・頻度が高い:とにかくいつもイライラ・カリカリしている。
・強度が強い:ちょっとした事でも激高する。
・持続する:昔の事にいつまで経っても怒っている。根に持つ。
・攻撃性を持つ:物や人に当たる。
・・・身に覚えのある方はいませんか?
これらは、特にマイナス面の多い怒りのパターンです。
思い当たる場合は、周りに迷惑をかける怒り方をしている可能性大です!!
⇒怒りをコントロールするスキルを覚える事が必須!!
3.怒りの性質
次に、怒りの性質についての紹介です。
怒りは、
「高い(強い)所から、低い(弱い)」所へ流れる。
上司⇒部下、大人⇒子供、夫⇒妻 など、立場や力関係の高低が、そのまま怒りのベクトルになるケースが多いです。
「身近な対象ほど強くなる」
親子、夫婦など、「相手をコントロールできる」と思っているような近しい関係になればなるほど、怒りというのは強く発現します。
「伝染しやすい」
一人イライラしてる人がいると、周囲にそのイライラが移りやすいという習性があります。
「エネルギー源にもなる」
これは良いパターンです。
「見返してやる!」という感じで、次へつながるエネルギーとなる場合もあります。
4.怒りは第二感情
実は怒りというのは、「痛い」「悲しい」「疲れた」など、
何か負の感情が起きたことに対する「反応」なのです。
以前にご紹介した、「ストレス」の話にも通じてきますね。
↓過去記事はコチラ
ストレスの種類とは?解消法、上手な付き合い方について
5.アンガーマネジメントとは?
さてさて、ようやく本題です・・・
巷では、「アンガーマネジメント」というものが流行しています。
これは、
「怒る事と怒らない事の区別をする」
「適切な方法で怒る事が出来るようになる」
という事を目的に作成されたメソッドです。
なんとなく、「仙人みたいに全く怒らなくなる」というイメージがありそうですが、そうではありません。
例えるなら・・・
「アレルギー反応を抑える」
「アレルギー体質を治す」
といった所でしょうか。
このスキルを活用できるようになれば、「怒りで失うもの」は最小限で済ませる事ができます。
6.まとめ
如何でしょうか?
今回の記事では、怒りの分類や種類、性質について紹介をさせて頂きました。
次回以降は、怒りのコントロール方法について学んでいきたいと思います。
私も絶賛勉強中ですので、随時シェアさせて頂こうと思っていますのでお楽しみに!!
↓漫画で勉強するのも取っつきやすくて良いですよ!!
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