本日は、「アルコールの男女差」について紹介したいと思います。
平成以降、女性の社会進出(既に死語ですね)が進み、男女問わず「付き合いの飲み会」に参加したり、
「女子会」という名目で、女性だけで飲み会を開催する事も全く珍しい事ではありませんよね?
しかし、男女は体の作りも異なります。
何事も、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」特に女性は注意が必要です。
「女性の飲酒の注意点」について紹介しますので、是非ご確認下さい。
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1.アルコールの男女差
2.女性はアルコールに弱い?
3.女性のアルコール依存症患者について
4.まとめ
1.アルコールの男女差
先ず、女性の飲酒率について見ていきましょう。
「習慣飲酒率」=週に3日以上、1回に1合以上の飲酒をする人の割合ですが、
30年前と比較し、男性は「減少」しているのに対し、女性は「増加」しています。
背景は、冒頭に触れた通り、男女同権に伴う女性の社会進出です。
女性も男性と同じくバリバリ働き、週末は美味しいお酒を飲む・・という方が増えています。
ひと昔前では、「女性が酔っぱらうなどはしたない」なんて風潮がありましたが、今は酔っぱらった女性を見かけるのも日常茶飯事です。
都内の繁華街では、道端で酔いつぶれている女性をみかけるなんて事も・・・(危険!!)
2.女性はアルコールに弱い?
では、アルコールの強さに男女差はあるのでしょうか?
一部、男性をも凌駕する女性の酒豪が存在しますが(私の身近にもいます。何度も潰されました・・・)
一般的には、
女性のアルコール分解速度は、男性の半分
と言われています。
勿論その分、依存症のリスクも高くなります。
男性の「適量飲酒」は純アルコール量で20g(ビール500ml)
とされていますので、女性はその半分(ビール250ml)が適量です。
この3倍飲むと健康リスクが高くなるとされているので、ビール750mlで「アウト」です。
生中2杯で超えちゃいますね・・・
詳細はコチラをご覧ください!
アルコール依存症とは?どれだけ飲んだら?男性と女性の差は?チェック表
3.女性のアルコール問題について
次に女性特有の問題について紹介します。
・乳がんのリスクが高くなる
「え?」と思った方も多いと思いますが、事実です。
アルコールを1日10g以上摂取する女性は、乳がんの割合が7.1%上昇すると言われています。
・トラブルに巻き込まれやすくなる
某アイドルの事件ではありませんが、酔いつぶれてお持ち帰りされてしまう・・というトラブルも起こりやすいです。
「あいつは酒癖悪い」と噂になってしまうと、悪い輩に狙われて、心身ともに傷を負ってしまう事もありますので十分注意を!
・胎児(赤ちゃん)への影響
当然ですが、妊娠中・授乳中の飲酒は子供への影響があります。
妊娠中の飲酒は「胎児性アルコール症候群(FAS)」という病気に罹患する可能性があります。
出産時に問題が無くても、成長してからADHD等の問題が出てくる場合もあるそうです。
また、授乳中のアルコール摂取は、母乳の出が悪くなったり、最悪の場合アルコールが混ざる事もあるので、飲酒は厳禁です!
4.女性のアルコール依存症患者について
実際に、女性のアルコール依存症患者も増加傾向にあります。
2003年の調査では、
男性⇒約75万人 女性⇒約8万人
2014年の調査では、
男性⇒約94万人 女性⇒約13万人
となっており、全体での増加もありますが、特に女性の増加が顕著です。
しかも、男性は50歳代の患者さんが多いのですが、女性のピーク年代は30歳代との事で、若くして依存症になるケースが増えています。
*一説には、女性は肝硬変になるのが男性より11年早い・・という恐ろしいデータもあります。
4.まとめ
如何でしょうか?
「適量でたしなむ」
という事が出来れば特に気にする必要はありませんが、男女問わずストレスの多い社会です。
特に女性はアルコールの影響を受けやすいので、
「ストレスを酒で解消」
というのは程々にしておいた方がよさそうです。
ジョギングやヨガ、フィットネスなど、身体に良いストレス解消法を見つけて、いつまでも美をキープしましょう!!
↓ヨガマットのレビューもそのうち書きます!!