マインドフルネス講座、実践編第3弾!
本日は、「山の瞑想」というメソッドをご紹介します。
↓「基礎知識編」と実践編「呼吸瞑想」と「ボディスキャン」はコチラをご覧ください!
【基礎知識編】マインドフルネスって?やり方は?寝ながらでも効果はあるの?
【実践編1:呼吸瞑想】マインドフルネスって?やり方は?寝ながらでも効果はあるの?
【実践編2:ボディスキャン】マインドフルネスって?やり方は?寝ながらでも効果はあるの?
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1.山の瞑想とは?
2.山の瞑想のやり方
3.「する事モード」と「ある事モード」
1.山の瞑想とは?
先ずは、「山の瞑想」とはどういったモノか紹介して参ります。
山に籠って瞑想する事・・・ではありません(汗)
「自分が山になったかのようにイメージし、精神を集中させる瞑想」
の事を言います。
私たちの日常は、山を取り巻く季節・天気・時間のように、又はそれ以上に変化を続けています。
しかし、その変化とは、あくまで「外界の変化」に過ぎず、山はどんな時も「山」として存在します。
自分自身を山に投影し、安定感・静けさ・威厳などを感じてみましょう。
【注意】活火山でイメージはしないように!!!
2.山の瞑想のやり方
次に、山の瞑想のやり方について紹介をさせて頂きます。
・背筋を伸ばしましょう。
・自分が「山」になっているかのように想像します。
・足はどっしりと安定した山のふもと、腕は山の斜面をイメージします。
・安定した自分自身を感じましょう。
・雨の日も風の日も、そこには変わらない山(=自分)があるというイメージを持ちます。
以上です。カンタンですよね!?
私は関東に住んでいるので、富士山のイメージを持ちました。
家から駅に向かう途中、いつも富士山が見えるのですが、その姿はいつも雄大です。
仕事がどんな状態でも、私の気持ちが落ち込んでいても、当たり前ですが富士山はそのままそこに存在しています。
過去や他人、自然現象など、「変えられないもの」に対して悩みを巡らせずに、
「イマココ」
に集中し、何が起こっても山のよにドーーンと構えて受け止めよう!
・・・というマインドをGETする事ができます。
↓一度は登ってみたい・・・
3.「する事モード」と「ある事モード」
さて、最後に補足です。
マインドフルネスの考え方に、「する事モード」と「ある事モード」というのがあります。
「する事モード」とは別名、「問題解決モード」と言われ、
「善悪(快不快)を判断し、何とかしようとする」というのが特徴です。
人間の一般的な思考パターンは、当然ですが目の前の現象に対して判断・反応します。
また、過去を反省(後悔)し、未来を予測(不安視)します。
一方「ある事モード」は別名、「現実需要モード」と言われ、
「あるがままを受け止め、流れに身を任せる」という特徴があります。
どちらか一方という事ではなく、
「事柄によって柔軟に使い分ける」
という事が必要になります。
例えば・・・
「子供の頃に思い描いた大人になれなかった、なぜもっと努力しなかったのだろう。」
「暴飲暴食で体調を崩してしまった、なぜ節制しなかったのだろう。」
なんて事は過去の事で、今更その事実をどうしようもありません。
いったん「ある事モード」で受け止め、今の状況を受容します。
そして、今から出来る事を「する事モード」で考える・・
という思考のプロセスを経る事が出来ないと、いつまでもウジウジ後悔する状態から抜け出せません。
そして、山の瞑想は・・
「ある事モードにを切り替える事」
に本質があります!!
如何でしょうか?
この考え方は、ストレスマネジメントに非常に役立ちます。
「する事モード」と「ある事モード」を、
しっかり切り替えを出来る様に、山の瞑想を活用してみてください!!