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「アイツは酒が強い」
「強靭な肝臓の持ち主だ」
という方から
「飲むとすぐに赤くなる」
「飲み会の次の日はいつまでも酒臭い」
という方まで、お酒の強さは千差万別です。
実は・・・
アルコールの分解は2つのセクションがあり、
それぞれに「強い」「弱い」がある事はあまり知られていません。
本日は、分解酵素の強さによる、お酒に対しての反応や注意点について紹介をさせて頂きます。
お酒は楽しく適量を!!!
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1.アルコールの分解には2つのセクションがある!
2.分解酵素の4パターンと注意点!!
3.まとめ
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1.アルコールの分解には2つのセクションがある!
先ずは、アルコールが分解される流れについて抑えていきましょう。
アルコールが体内に入ると、その大半が胃で吸収され、血液を介して全身に運ばれます。
そして脳に到達すると、「酔い」が発生します。
そして肝臓に入ると、有害な物質として分解が始まります。
先ず行われるのが、アルコールを「アセトアルデヒド」という物質に分解するセクションです。
*「アルコール分解酵素」という物質が分泌されます。
「アセトアルデヒド」・・・この名前を聞いた事がある人もいると思います。
・・・そうです。二日酔いの原因こそアセトアルデヒドです!!
ここまでは、割と一般的に知られていますが、実はこの後にもう一つセクションがあります。
アセトアルデヒドを、更に分解する為に「アルデヒド分解酵素」が分泌され、酢酸へと分解されます。
この2つの分解活動が行われ、アルコールが無害な物質となります。
*その後の排出までの分解活動は割愛します。
↓以下イメージです
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2.分解酵素の4パターンと注意点
さて次に、「アルコール」と「アセトアルデヒド」それぞれの分解の速さ(分解酵素の強さ)についてです。
体質によってそれぞれ「早い」「遅い」があり、大きく4種類の体質に分類されます。
これらの特徴と、注意すべき点を紹介します
・アルコール:遅い アルデヒド:早い
一般の人の4%
「アルコールが長く体に留まり、二日酔いになりにくい」という特徴があります。
お酒で赤くなる等、不快な反応が無い一方で、深酒をすると酒が抜けず、翌日にも酒臭い人がコチラに当たります。
アルコール依存症に非常になりやすい体質で、ビール腹・脂肪肝にもなりやすいです。
・アルコール:早い アルデヒド:早い
一般の人の54%
「分解が早いので飲んでもすぐに醒める。二日酔いも少ない。」という特徴があります。
お酒で赤くなる等、不快な反応が無く、どんどん分解します。
その為、内臓への負担が大きく、肝硬変・膵炎・痛風などにかかりやすいとされています。
・アルコール:早い アルデヒド:遅い
一般の人の3%
「酔いが抜けるのが遅く、二日酔いにはなりにくい」という特徴があります。
お酒で赤くなりにくく、飲めるタイプと勘違いしている人が非常に多いです。
アセトアルデヒドの分解が遅い為、大球性貧血が起こりやすく、食道がんになる可能性が非常に高いです。
・アルコール:遅い アルデヒド:遅い
一般の人の33%
いわゆる「下戸」のタイプです。
飲酒で赤くなり、元々お酒は弱いが、鍛える事によって飲めるようになったタイプ。
大球貧血と白血球減少がとくに起こりやすく、食道がんの危険が高いとされています。
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3.まとめ
如何でしょうか?
「お酒の強いor弱い」に、4つも種類があるとは、知らない方が多いのではないでしょうか??
現在研究段階という事もあり、まだ一部の医療機関でしか検査を受ける事が出来ません。
(神奈川では「久里浜医療センター」で検査出来ます。)
自分のタイプを知りたい方は、近隣の専門機関で聞いてい見てくださいね!
検査をしないとしても、自分がどのタイプに当てはまるか確認し、該当する疾患に注意するようにお願いします。
お酒は楽しく適量を!!(2回目)
おわり
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