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こんにちは!
いきなりショッキングなタイトルですが、
「大酒家突然死症候群」という疾患をご存知でしょうか?
あまり知られていないこの疾患、大酒飲みの人は注意すべきものです。
以下、どんな疾患なのか?注意すべきポイント等を纏めました。
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1.「大酒家突然死症候群」とは?
2.「大酒家突然死症候群」の原因は?
3.突然死を防ぐ為に。
4.大量飲酒から来る、その他の怖い病気。
5.まとめ
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1.「大酒家突然死症候群」とは?
先ず、どんな疾患なのかを押さえていきましょう。
普段から大酒を飲んでいる、特に中高年男性が突然死する現象を「大酒家突然死症候群」といいます。
1995(平成7)年2月、大阪で開かれた厚生省報告会で、厚生省の突然死研究班で久里浜病院と都監察医務院の共同研究が発表されました。
都内23区内の24時間内の突然死7,376人を調査した結果、男性で45-59歳の中年が約6割を占めていました。日本酒5合以上を毎日飲んでいる大酒家が34%、残りは肝障害と糖尿病のある習慣飲酒者、死亡直前に5合以上飲んだ人であることがわかりました。
大酒家の突然死では、解剖しても、消化管出血、虚血性心疾患、肺炎、脳出血など、直接的な所見がなく、死因を特定出来ないことがよくあります。そして、普通の人では死ぬことはないような脂肪肝程度の病気しか見つからないようなこともあります。
参考:赤城高原ホスピタル
名前の通り、大酒飲みが急死してしまう病気です。
しかも、直接的な原因が見られないケースが多いという事です。
酔っぱらって寝ているのかと思ったらそのまま死んでいた・・・という怖い疾患です。
横山やすしさんの死亡はこの「大酒家突然死症候群」といわれています。
*発表された死因は「アルコール性肝硬変」でした。
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2.「大酒家突然死症候群」の原因は?
では、なぜいきなり死に至るのでしょうか?
その原因はいくつかあると言われていますが、代表的なものは以下の2つです。
・肝臓の異常+大量飲酒で代謝が間に合わなくなる
大量飲酒によりアルコールが身体に入るものの、肝臓の解毒機能が間に合わなくなってしまう状態です。
アセトアルデヒド、アンモニア等の有害物質が身体に蓄積し、中毒死してしまうパターンです。
・栄養不足や脱水症状でのショック死
飲み過ぎで胃がやられてしまい、食べても戻してしまう状態なのに、酒は無理やり飲む・・・
という状態が続く事により、栄養不足や脱水症状が起こり、そのままショック死してしまうパターンです。
夏の場合はココに熱中症の、冬は凍死のリスクが加わり、更に危なくなってしまいます。
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3.突然死を防ぐ為に。
では、どうしたら突然死を防げるでしょうか?
・断酒or節酒(減酒)
当たり前ですが、お酒を辞めるか、減らす努力が必要です。
何度もこのブログで紹介している通り、男性の1日のアルコール摂取の適量は20gです。
*女性はこの半分です。
過去記事はコチラ
たまには超えても良いかと思いますが、毎日の晩酌がこれを超えているようだと、中長期的にはリスクが高いです。
せめて、1週間平均がこの程度で収まるように調整しましょう。
調整が難しい方は、アルコール依存症に片足を突っ込んでるかもしれません。
コチラの記事の後半ににチェックリストがありますので、怪しい方は専門医の受診を検討ください!
・3食ちゃんと食べる
大酒飲みの人は、食べ物をあまり食べずに飲むパターンが多いです。
これにより栄養不足から体力が落ち、急激に衰弱していきます。
食べられない程飲んでしまう場合は、死に向かっていると思ってください!!危ない!!
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4.大量飲酒から来る、その他の怖い病気。
大量飲酒が原因で起こる病気には、その他にも色々あります。
よく知られている肝臓疾患以外にも、以下のようなものが代表として挙げられます。
・静脈瘤破裂
肝硬変により肝臓の血管が狭くなり、行き場のなくなった血が細い血管に流れてしまいます。
すると、細い血管が水風船のように膨らみ、何かの刺激で破裂してしまう事があります。
特に胃や食道の血管で起こる事が多く、破裂すると大量の吐血をします。
内視鏡手術で血を止めますが、おおよそ半分の方が亡くなられてしまうとの事です。
・ウェルニッケ脳症
ビタミンB1の不足から起こる症状です。
大量飲酒により、B1の摂取が減り、下痢で出てしまい、アルコール分解にB1が使われる事から、
依存症の代表的脳症といわれています。
酒を食事も摂らずに昼夜関係なくだらだら飲んでいるうちに(連続飲酒)、衰弱していき(低栄養)、うわごとをしゃべったり、幻覚が見えたりするようになり発症します。
・大球性貧血
ビタミンB12や葉酸の欠乏により起こります。
アルコールを大量摂取するとビタミンB12や葉酸の吸収が阻害されることが知られており、アルコール依存症の患者に貧血がみられた場合にはいずれかが欠乏している可能性があります。
・ガン
肝臓ガンは勿論ですが、飲酒による衰弱で免疫力が落ち、さまざまなガンに罹患しやすいと言われています。
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5.まとめ
如何でしょうか?
「飲み過ぎは万病のもと」です!
「ちょいと一杯のつもりで飲んで・・・」が続いてしまうアナタ!
今は良いかもしれませんが、中長期で身体がダメになる可能性があります!!
手遅れになってからでは遅いです。
間に合ううちに、断酒・節酒などの対策をとるようにしましょう!
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