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3連休も今日で終わりですね。
私は社会復帰したばかりという事もあり、遊びに出たりせず家でゆっくりしていました。
しかしこれからの人生、お酒の誘惑が多い場所に出向く事もあるでしょう。
実際この連休中にスリップ(再飲酒)してしまった仲間もいました。
今回はあまり考えたくない、「断酒が途切れてしまった時」について考えていきたいと思います。
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1.油断から転げ落ちる
2.先ずはしっかり防衛策を立てる
3.万が一のクライシスプランを考えておく
4.まとめ
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1.油断から転げ落ちる
断酒を始めたばかりの頃は、緊張している事もあり、自分の意志さえしっかりしていれば、断酒は割とできます。
しかし、ある程度時間が経って来ると、
「もう大丈夫かも」
と思い始め、自分への戒めが緩くなってきてしまいます。
そして、何かのタイミングで飲酒へと走ってしまいます。
多いパターンとしては、ここでの飲酒は少量で終わります。
すると、
「あ、俺もう酒量のコントロールが出来るようになっている!!」
という大いなる勘違いが始まります。
そして3か月程で元の飲酒量に戻り、体に異変が出てしまうと言うのが王道パターンだそうです。
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2.先ずはしっかり防衛策を立てる
では、このようにならない為にどうすれば良いでしょうか??
飲んじゃった時にどうするか
それは、
しっかりと危ない場面を認識し対処法を考えておく
という事です。予防ですね。
酒席は勿論、温泉地・特急・飛行機・試飲・・・など、自分が今まで飲んでいた場面を書きだします。
そして、先ずはそこをなるべく避ける。
どうしても避けられない場合は、どうやって飲酒せずに済むかを、あらかじめ考えておきます。
これにより、危ない場面を避けようっていう作戦です。
このように、自分の危ない場面を認識し、それを避けていくという治療方法を、
「認知行動療法」と言います。
依存症や生活習慣にまつわる疾病は、内科的治療以上に習慣を変える事が大事です。
ので、この「認知行動療法」を使って、生活習慣を変えていくのです。
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3.万が一のクライシスプランを考えておく
このように対策をしてく事は非常に大事ではありますが、長い人生、想定外の事も多々あります。
イレギュラーもしっかり対処出来れば良いですが、時には失敗してしまう事もあるかもしれません。
「断酒を薦めてるのに、飲んじゃった時の事を考えるなんてどーなの?」
という議論もありますが、あくまで「断酒は手段」です。
目的は、「よりよい人生を過ごす事」ですよね??
断酒が目的になってしまうと、崩れた時に立て直す事が出来なくなります。
念には念を入れて、「飲んでしまった時にどうするか??」というプランを立てましょう。
大事な事は、
「連続飲酒にならない」
「節酒出来ると勘違いしない」
「自暴自棄にならない」
といった所でしょうか。
ここまで来てしまったら、周りを頼りましょう。
そして頼る相手は、断酒に関して一定の知識がある人を選ぶことが大事です。
一般的な知識しかない人だと、
「一杯飲んじゃったくらいで大袈裟なんだよ」
などと言われてしまい、事の重要性に気づいて貰えない可能性があります。
通院している方は病院に、自助会に通っている人は「スポンサー」等に、
その状態になってから決めるのではなく、冷静なうちに決めておく事がとても大事です!!
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4.まとめ
如何でしょうか?
ココで紹介した内容は、私が入院中に受けたカリキュラムから抜粋しています。
が、多くの人が馬鹿にしてちゃんと対策をしません。
しかし、対策をするに越したことはありません。
クライシスプランを使わない事が一番ですが、最後の砦として持っておく事は本当に重要です。
私も持ってはいますが、まだまだ甘い状況なので、もう少しちゃんとしたプランを作ろうといつも考えています。
断酒が順調なみなさんも、「万が一」に備えてプランニングをやりましょう!!
そして・・・
「治療が必要な大量飲酒者は推定100万人」
「うち、ちゃんと治療を受けているのは約4万人」
つまり・・・
「既にちゃんとお酒に向き合っている4%に入っている!!」
という事を忘れずに。
例え失敗しても、やり直せばよいだけ。上位4%のエリートですから。
備えあれば憂いなし。対策万全で幸せな断酒ライフを送りましょう!!!
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