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皆様こんばんは!
今日は、以前に書こうと思って止まっていた記事を書こうかと思います。
内容としては、「断酒すればここまで肝臓は回復するよ!」という話です。
私はまだまだ軽い方でしたが、入院患者の仲間は、かなり重い状態から生還しています。
この記事を読んで、諦めずに断酒に入っていただける人が増えることを願います・・・
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1.私の肝機能の推移
2.肝臓の復活について
3.肝硬変でも治るひともいる
4.まとめ
1.私の肝機能の推移
私は過去、かなりの大量飲酒をしており、肝機能もずーーっと悪い状態が続いていました。
γGTPが300を超えてしまい、健康診断で引っかかる・・なんて事もしばしば。
そんな中、仕事上のストレスなどが原因でお酒の量が増え、ついには入院する事になってしまいました。
*この辺の詳細はアル中病棟日記記事をご覧くださいませ。
その時の私のγGTPの数字は「493」です。
42以下が正常値と言われていますので、約10倍。完全にやられていました。
入院時の診断は「肝硬変一歩手前」との事。まだ間に合う範囲だと言われました。
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2.肝臓の復活について
その後、私は3ヶ月の入院生活を送り、無事退院。勿論その間は飲酒せず過ごし、成人依頼最長の断酒期間を過ごしました。
*現在も断酒を続けています。
入院している間のγGTPの値ですが、面白いように減っていきました。
入院1ヶ月 118
入院1ヶ月半 76
入院2ヶ月 48
入院3ヶ月 31(正常値!)
という感じです。
3ヶ月かかって正常値まで戻すことができました。
成人してからずーーっと酷使し続けていた肝臓さんも、なんとか一般人レベルの値を取り戻すことができました。
その間に特に肝臓に関する治療はなく、食事をちゃんと食べることと、肝臓を休めること、これだけでした。
本当に恐るべき回復力。そしてこれからは肝臓に優しい生活を誓いました。
今までごめんね。
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3.肝硬変でも治るひともいる
私よりも症状が進んでいた患者さんもかなりいました。
γGTPが1000を超えている人はザラで、中にはマックス5000なんていう猛者も。
肝硬変が進んでいて腹水も貯まり、余命を宣告された人も。
そんな人でも、断酒さえすれば回復する場合もあるとのことでした。
そんな人でも、完全断酒さえすれば、ある程度は良くなるというのです。
久里浜医療センターの調査によると、肝硬変がと診断されながら、5年単位で断酒が継続できている人は、
繊維化が溶けて、元の肝機能が戻ってきているというのです。
しかし、「悪化は1日単位、回復は年単位」と言われているので、ここまで悪化する前の対処が必要です。
肝硬変まで行っている人は、ほとんどがアルコール依存症になってしまっているので、なかなか断酒を継続するのは難しいです。
アルコール性肝硬変の方が飲酒を継続した場合、5年生存率は35%なんだそうです。
死因は肝不全もありますが、多くは食道静脈瘤の破裂になるようです。
死亡率は進行性の癌と同程度とのこと。アルコールって怖いですね・・・
参考:久里浜医療センター
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4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本人の生活に非常に密着しているお酒ですが、節度を守らないと毒にしかなりません。
色々な記事に書いている通り、アルコールの「適量」は20g、ビール500ml1杯です。そして女性はその半分です。
明らかにこれをオーバーしている方が多い!
私のように適量を守れなくなり、体を壊す人も非常に多くいますし、「沈黙の臓器」であるが故に、治療していない人も大勢いるようです。
健康診断の結果が悪いのに「まだ大丈夫」と思っているあなた!
気がついたときにはもう手遅れかもしれませんよ!!
回復できるうちにお酒との付き合い方を考えましょう!!
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