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本日はコチラの記事から
「新ジャンル」からの流入が加速しているが…
チューハイ市場の拡大が止まらない。英調査会社ユーロモニターインターナショナルによると2017年の市場規模は6000億円を突破。この10年で7割近くも伸びた。特にここ数年は40〜50代男性を中心に、アルコール度数が7%超のチューハイに人気が集まっている。業界関係者は「節約志向の高まりで“家飲み”が増える中、1本で手軽に酔える点が支持されている」と口をそろえる。
出典:東洋経済オンライン
本日は「空前のチューハイブーム」について考えてみたいと思います。
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1.シェア争いについて
まずは各社のシェアについておさえていきましょう。
今までチューハイといえば「氷結」のキリンでしたが、「ストロングゼロ」が大ブレイクしたサントリーが10年ぶりにシェアトップを奪回。現在約40%のシェアを持っているという事です。
チューハイはウォッカ等の蒸留酒に果汁を混ぜるだけなので、醸造したりせずに作れます。なので参入障壁が非常に低い為、競争が激化しているそうです。
プラスして第三のビールが増税になった事もチューハイブームの追い風になりました。
そして「糖質制限ブーム」も一役買っています。ビールからハイボール・チューハイに切り替えた人もたくさん居ると思います。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/238930?page=2
そんなブームのチューハイですが、スーパーに行けば100円以下で売られている事もしばしば。ミネラルウォーターのが高いという状態です。
こんな安くして儲かるの??と思いますが、実際の所あまり儲からないみたいです。
原価が高いこともネックだ。他社製品と差別化するために使われる果汁が収益を圧迫する要因になっている。実際、「原価の中で果汁が占める割合は高い」
中には、アサヒビールのように収穫直後の新鮮な果実を使用するメーカーもある。チューハイは味の種類が多く、ビール原料の麦芽やホップに比べて調達面で規模のメリットも働きにくい。
出典:東洋経済オンライン
じゃあ何で各社頑張ってるの?
と言えば、「シェア争い」以外の何事でもありません。
とても言い方が悪くなりますが、アルコール依存症になってしまったら、何を差し置いてもお酒を買いに行きます。
そう言う人が増えれば、チューハイの売り上げも良くなりますよね?
美人やイケメンを起用したCMでPOPな印象を与え、習慣的に飲む人を増やせば増やす程儲かる訳です。
今はその為の先行投資。習慣的に飲むお酒に自社のチューハイが選ばれれば、全てを捨ててでも飲んでくれる人が増える。そうすればホクホク・・という訳です。
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2.ストロングゼロ被害者の会
そんなわけで、ストロング系は今まで再三警鐘を鳴らしている通り、アルコール依存症を増やす要因と言われています。
前述の通り、大ブレイクをしたストロングゼロ。
コチラの被害は甚大です。
「ストロングゼロ被害者の会」なんて言葉があるほどです。
・旦那32さい1日に氷結ストロングゼロを最低10本から多くて15本呑みます。
・数年前までは、ストロングゼロの500ml缶を毎日3本~4本飲んで、ぐだぐだに酔っ払って眠るということを、平日休日限らず週7日、1年365日の毎日飲んでいました
・ストロングゼロってあらゆるものを治しちゃうよね。ストレス、疲労、精神的なめんどくさいこととか。全部吹き飛ばす。これって薬物なんすよ。クスリなんだよ。ヤクブーツなんですよ。
・母が親しい人に『ストロングゼロだけは飲まないで』と警鐘鳴らしてるから怖くて飲めない
・一部では底辺汁と呼ばれているらしい。そういえばホームレスの口にする酒も確かにいつの間にか鬼殺しでもワンカップでもなくストロングゼロに変わっている。名実ともに紛れもなく底辺汁のようだ。
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2151271144621378601
かく言う私も、最後の方はストロングゼロに完全にやられてしまいまして、ある意味被害者の一人です。
勿論依存する程飲む人が悪いのは分かっています。
しかし、依存度の高いのに、それをお洒落で美味しいモノという印象を与えるような売り出し方、これはどうかと思います。
お酒はタバコより依存度が高く、飲酒運転を始めとした事件や事故に繋がります。
本来であればタバコ以上に規制されるべきだと思います!!!
・・・勿論大手飲料メーカーは政治的にも発言力がありますので、そんな簡単に規制できないというのは分かっていますが・・・
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3.まとめ
マイノリティな立場に立つと、この世の中の矛盾や不条理に気づきやすくなります。
そして「既得権益」にも敏感になってきます。
私は今まで、「超大手企業勤務・収入平均以上・お酒強い」というマジョリティ層にいたのですが、
「アル中・弱小企業の経営者・嫁に逃げられる」という吹けば飛ぶような状態となりました。
「普通」の中に入れない辛さが解るからこそ、「普通の持つ怖さ」も解るようになりました。
ストロングチューハイに代表される「既得権益が意図を持った商品」に踊らされず、しっかりと地に足をつけて生きていきましょう。
(商品が悪いというよりは、「商品に踊らされる」のが悪いと言った方が良いかもしれません・・・)
とにかく!!ストロングは規制してくれ!!!!
おわり
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