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本日は「横田空域」についてお話します。
1.横田空域とは?
羽田空港で飛行機が離発着する時、必ず東京湾から出たり入ったりしますよね?特に九州方面に離陸する時は、一度逆方向に離陸して大きく旋回します。
私は勝手に「滑走路の向きとかなのかな」と思っていましたが、実は全然違うのです。
関東地方の空の多くの部分の空域をアメリカが管理しており、そこは日本の民間機が飛ぶことを許されていません。それが「横田空域」なのです。
そうです。戦後70年以上が経過しているにもかかわらず、日本の空はまだアメリカの占領下にあるんです。
横田空域(横田進入管制区)は1都8県(東京都・栃木県・群馬県・埼玉県・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県・静岡県)にも及ぶ広大な管理区域で、この空域はアメリカ空軍の管制下となっています。
民間航空機であっても当該空域を飛行する場合は米軍による航空管制を受ける必要があり、戦後からずっと日本の心臓部の飛行ルートが全く使えない状態になっているのです。
出展:情報速報ドットコム
確かに西側から飛行機で帰ってくる時、必ず伊豆半島の先っぽ辺りを飛んで、ぐるっと千葉側に回り込んで着陸します。「そういうもんだ」と思いこんでいましたが、色んな所から飛んでくる飛行機が、全部ここを通るのはおかしいですね。
この「横田空域」を迂回するために、高度を無理やり上げたり迂回したりと余計な燃料を使っている事、また上記の通り飛行機が混み合ってしまう事などから、日本政府は横田空域の一部開放を求めていますが、今の所開放される予定は無いそうです。日本の制空権は支配されたままと言っても良いでしょう。
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2.日米地位協定
このような状態は「日米地位協定」に由来します。以下の漫画の通り、アメリカは日本のどこにでも基地を作る権利があります。空だけでなく、実は基地もアメリカの好きなように出来てしまうのです。(本当にやるか別として・・です)
出展:知ってはいけないー日本支配の構造
ここで1つ考えてみましょう。北方領土問題です。アメリカとロシアは今でこそ冷戦は終結しているものの、お互い牽制しあう関係です。
ですが日本には日米地位協定があります。どこでも基地が作れます。・・・そうです。もし日本に北方領土を返還したら、アメリカの基地を作らないと保証する事が出来ないのです。
普通に考えて、そんな状況じゃ交渉にならないですよね・・・それを考えると、北方領土返還の交渉はなかなか難しいという事がわかります。
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3.まとめ
いかがでしょうか?私も最近知った事実です。仕事で飛行機に乗ることが多くなりましたが、北海道から帰るときも九州から帰るときも、着陸直前の景色が同じだったのです。
なんだか違和感を感じ、調べてみたらこんな事が隠されていました。
コレ以外にも、私の知らない色々な「大人の事情」が隠されているのでしょう。やはり情報をしっかり自分から取りに行くのは大事ですね。今後も有益な情報がゲット出来たらどんどんシェアしたいと思います!!!!
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