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本日はコチラのニュースです。
JAL、客室乗務員が機内で飲酒 昨年も疑い、本人は否定
乗務中の女性客室乗務員(46)から社内基準を超えるアルコールが検出されたことで、日本航空(JAL/JL、9201)は12月25日、この客室乗務員が機内で飲酒していたと発表した。機内に搭載したシャンパンの小ビン(約170ml)40本のうち、乗客に提供していないにもかかわらず、1本が空きビンとなって機内のゴミ箱から見つかった。また、2017年11月にも、飲酒の疑いがあったことがわかった。いずれも本人は飲酒を否定しているという。
先日酒気帯びが発覚した事件ですが、詳細を調査したところ、乗客用のシャンパン1本が無くなっていて、それを該当CAが飲んだと断定したという事です。
当日このCAは何度もトイレに入ったりしており、気が付くと酒臭く様子もおかしかったようで、責任者が手持ちのアルコール検知器で調査した所、基準値を超えるアルコールが検出されたそうです。
1.続く飲酒による不祥事
元TOKIOの山口達也さんやモーニング娘。の吉澤ひとみさんなど、飲酒による不祥事・事故が多発していますが、JALはつい最近もパイロットの飲酒が発覚したばかりです。
JAL、飲酒の副操縦士を懲戒解雇 禁錮10カ月、赤坂社長ら減給
日本航空(JAL/JL、9201)は11月30日、過剰飲酒により英国で身柄を拘束された副操縦士の實川(じつかわ)克敏被告(42)に、禁錮10カ月の判決が言い渡されたことを受け、實川被告を懲戒解雇とする社内処分を下した。赤坂祐二社長は役員報酬を12月から3カ月間20%減額し、安全統括管理者で運航本部長の進俊則専務は同10%減額する。
實川被告は、ロンドンを現地時間10月28日午後7時発の羽田行きJL44便(ボーイング777-300ER型機)に、機長2人とともに3人で乗務予定だった。しかし、飛行機へ向かう送迎バスの運転手がアルコール臭を感じたため、現地警察が検査。英国で定められた値の約10倍となるアルコール量0.93mg/lが呼気検査で検出され、血中濃度検査でも規定値の9.5倍にあたる1890mg/lのアルコールが検出されたことから身柄を拘束された。ロンドン西部の裁判所で11月29日に開かれた裁判で、禁錮10カ月の判決が言い渡された。
出典:Aviation Wire
なんと上述のCAは、この件で飲酒に関する研修を受けたばかりだったとの事。研修は全く意味なかったという事ですね。天下のJALともあろう会社が、なんというお粗末な・・・
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2.何故機内で飲酒?
以前の記事でも書いた通り、私はJALの方々、特にCAさんの事をとても尊敬しています。仕事柄飛行機に乗る事が多いのですが、どんな状況でも笑顔で対応しており、焦ったりイライラしたそぶりを見せません。接客業の神髄を見ているような気になります。
↓以前の記事
しかし実際はかなり大変で、心の中では泣いたり怒ったりされているのでしょう。
特に国際線の担当なんかになった日には1日中空の上です。ろくに寝る事も出来ません。
自分自身の体調管理も大変でしょうし、酔客など面倒なお客様対応もあります。不規則な生活でギブアップする方も多い業界と聞いています。
↓【参考】CAさんはこんな所で寝てるみたい。
そんな中、体調が悪くても搭乗しなければならない。そんな時に助けてくれるのがアルコールだったのだと思います。
私は幸い仕事中に飲むような事はありませんでしたが、プライベートでライブ何かに出演する時、景気づけに一杯引っ掛ける事はよくありました。今思えばこのCAさん達と同じだよなぁ・・・
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3.ストレスマネジメントの必要性
JALは超大手企業です。きっと福利厚生も一流なのだと思います。しかし大企業は特有の面倒臭さがあります。
また、CAさんの場合は女性が多い職場です。これも言わずもがな、女性の職場特有の色々な面倒臭さがありますよね。
そのようなストレスを対処する・・という意味での福利厚生は不足していたのでは?と思います。
・・・つまり
マクロな意味(組織として)の福利厚生は充実していたのだと思いますが、ミクロな意味(従業員個人)の福利厚生はそうでもなかったのでは?
という事です。当然マナー等の研修は超一流でしょう。しかし、そのマナーを遵守出来るストレス耐性や対処法についてまで手が届かない状態だったと推測されます。
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4.まとめ
パイロットやCAになれるレベルの方々です。一般的には「エリート」と言われる層です。そんな人たちが飲酒で人生をダメにする・・・
恐らくこのCAさんはアルコール依存症でしょう。アルコール依存症は病気です。「だらしない」「意識が低い」という問題ではないのです。
昭和の時代と違い、ダイバーシティ(多様性)がある社会です。昔は「嫌なら辞めろ」の世界だったかもしれませんが、今はそういう訳にもいきません。
多少打たれ弱いタイプの人でも、しっかりとマネジメントしていく。それがグローバル企業に求められるクオリティなのではないでしょうか???
2019年も出張が多い私ですが、変わらずJALを使います。問題があった従業員を切り捨てるだけでなく、そういった人物が出ない環境作りを期待します!
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