皆様こんばんは。
本日は、「自分を信じる」事と「承認欲求」の矛盾について考えるというお題で私の考えを書いてみたいと思います!!
*内容が難しくなりそうなので、敢えて文体は平易な感じで行こうかと思います。
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1.自分を信じる
よく「自分を信じろ!!」って言いますよね?周りに流されないとか、色々なストレスに影響されないように、「自分なりの信念を持って、それに自信を持って生きろ!」的な感じで良く使われると思います。
自分を信じる事・・・これは非常に大事な事である事は間違いありません。というのは大前提にあった上で、一度世間に跋扈している、「自分信じる厨(自信厨)」について考えてみたいと思います。
「自信厨」は私が今思いついた言葉でして、「自分を信じる事に傾倒するあまり、周りが見えなくなってしまっている状態。またはその状態にある人」という意味です。ググってみたけど無かったので、Marc発祥として流行させましょう!!ww
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2.過ぎたるは猶及ばざるが如し
自分を信じる事が行き過ぎると、「自信厨」になります。そうなってしまうと、周囲の言っている事ややっている事のうち「自分の意に反する事」に関しては全て「間違っている」「おかしい」などと判断をしてしまいます。
極端な例を出すと、ベジタリアンの人で「自信厨」が強い人は、「肉を食う奴は頭おかしい」とか言い出します。そして滔々と菜食主義に関する薀蓄を述べた上で、周囲の人たちを巻き込もうとします。
別にベジタリアン自体が悪いという事ではありません。問題なのは「それが全て」「それが唯一正しい」と思いこんでしまう事です。
つまり、言葉を選ばずに言わせて頂くと、
「信じるのは勝手だけど、それを他人に押し付けるな!!」
・・って事です。はい。
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3.自信厨はなぜ周囲を巻き込むのか?
この命題は、非常に簡単ですが難しい。(どっちやねん・・・)
人は全てにおいて、「信じる力が強くなると、相反する事(モノ)を排斥(否定)する」という傾向にあるからです。これは、「自分の信じている事は間違いないんだ!!」という「承認欲求」の高まりからくるモノであると考えられています。
「自分と違う考えを認める=自分の考えが間違っている」になっちゃうので認められない・・・という訳です。
身近な例を出すと・・やはり断酒ブロガーとして活動しているとお酒系の話題が多くなりますが、どうしてもスリップ(断酒失敗)してしまう方がいたりします。何度も同じ事を繰り返す人も。その人達は、依存症という病気と必死に戦ってはいるものの、何かのきっかけによってその戦いに敗れてしまい、お酒の誘惑に乗ってしまった事になります。
断酒に対しての「自信厨」は、「覚悟が足りない」「入院して直せ」「抗酒剤飲めよ」・・・等々と、ここぞとばかりにマウントを取りたがります。これってつまり、「断酒実践出来ている自分」を信じる力が強くなり過ぎて、「断酒失敗した人たち」という相反する人を排斥(否定)している訳です。
ハッキリ言います。
「子供の喧嘩と大差ありません!!」
「俺のが背が高い」「俺のが足が速い」と言って、背が低い子や足の遅い子をいじめてるのと同じです。
・・・と言いつつ、世界ではこの事による争いが絶えません。宗教戦争なんかが良い例ですよね。信心深いが故に他の宗教を否定するという・・・
そう考えると難しい問題である事には変わりありませんが、ちょっとした思考の工夫で、ある程度防ぐ事が出来ます。
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4.まとめ
繰り返しになりますが、自分を信じるという事は非常に大事です。しかし「自分の信じる事」が「他の人が信じる事」であるとは限りません。と言うか、違う事の方が多いと思います。
だからといって「アイツの考えはおかしい」などと発言してしまえば、ただの頑固オヤジです。年齢も性別も関係なく頑固オヤジ。
大事な事は、
「他の人は自分と違う」
という
「ダイバーシティ(多様性)を認めた思考」
であると私は考えます。
つまり「俺はこういう考えだよ。」「ふーん。君は違う考えなのね。俺とは違う考え方だけど、まぁそういうのもアリかもね。」みたいに考える事です。これが出来れば、無駄に争いが生じたり、意見が合わない事へのストレスを軽減する事が出来るようになります。要は余裕を持てば良いって事ですね。
「んな事言ったって余裕ないから無理だし」・・という方もいるかと思いますが、その辺の対処については別記事で・・・
先ずはしっかりと多様性を認めて、自分と違う考えに変に噛みついたりしない!!という所を意識してみては如何でしょうか???
おわり!!
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