まさかまさか、イチローが引退する日が来るとは・・・
野球界だけでなく、全スポーツ界のレジェンドと言っても過言では無い大選手が、遂にユニフォームを脱ぐ日がやって来てしまいました。本日はイチロー選手が引退会見で残した言葉の中から、私たちに通ずるのでは?? と思う箇所がありましたので、そちらにフォーカスして記事を書きたいと思います。
普通の事を書いた記事は沢山あると思うので、断酒やら依存症やらに関連づけた内容にてお送りいたします・・・
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1.外国人になった事
イチロー選手のコメントに、こんな箇所がありました。本当に一番最後の部分です。
──昨年、マリナーズに戻りましたけれども、その前のマリナーズ時代、「孤独を感じながらプレーをしている」と話していました。その孤独感はずっと感じながらプレーしていたんでしょうか。それとも、前の孤独感とは違ったものがあったのでしょうか。
イチロー選手
現在はそれはまったくないです。今日の段階でまったくないです。
それとは少し違うかもしれないですけど、アメリカに来て、メジャーリーグに来て、外国人になったこと、アメリカでは僕は外国人ですから。このことは、外国人になったことで人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。この体験というのは、本を読んだり、情報を取ることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。
引用:https://dot.asahi.com/dot/2019032200008.html?page=9
生放送で会見を見ていたのですが、私はこの箇所を聞いた時に、「記事にしよう」と思いました。なぜなら・・・「外国人=マイノリティ=依存症と闘う人たち」と置き換えて考えたからです。
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2.当事者じゃないと理解できない
イチロー選手の言葉の中にも、「本を読んだり、情報を取ることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。」とあります。勿論、本やインターネットで情報を集めるという事自体、何もやらないよりは数倍価値がある事だと思います。しかし、どうしても当事者でないと感じられない、理解出来ない部分というのはあると思うのです。
私の場合はアルコールです。辞めたいのに辞められない、量を減らそうと思っても飲み続けてしまう。隠れて飲む、飲んでないと嘘をつく・・・等、思い出すのも嫌な状態でしたが、側から見たら「酒量をコントロールできない駄目人間」としか見えません。辛さもわかりません。これは当事者しか解らないのです。
そういう意味でも、依存症当事者のZIGGYの森重さんや、清原和博さんが発する言葉というのは、我々にとって本当に重みのある言葉になります。
↓清原さんの記事はコチラ
↓森重さんの記事はコチラ
このように有名な方が発言するのは勿論ですが、私たち一般の依存症回復者が発言をするという事も大事なのではないかと思っています。
私もペンネームではありますが、回復途上の人間として、当ブログやTwitterでなるべく発信をして、自分自身を鼓舞すると同時に、周囲で困っている仲間達の励みに少しでもなったらなぁ・・・なんて思っています。
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3.まとめ
繰り返しになりますが、当事者以外の発言が意味ないと言っているワケではありません。しかし、当事者しか理解出来ない、共感出来ない事があるのは事実です。
イチロー選手はこう続けました。
ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと今は思います。
だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいというのは当然のことなんですけど、でもエネルギーのある元気のある時にそれに立ち向かっていく。
そのことはすごく人として重要なことではないかと感じています。
私は現在お酒の魔の手から解放され、エネルギーのある状態です。いつまたスリップしてしまうか解らない状態ではありますが、しっかりと立ち向かい、それをアウトプットする事が、自分自身を成長させる事にも、周りに良い影響を与える事にもなると思っています。
SNSやブログを使って、無理せずのんびりと立ち向かって行きたいと思います!!!!
(おわり)
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